トレンドフォローは普通にやってたら勝てない

後から見れば絶好の買い場がわかる

FXをやっていて大体の方が一度は体験することってたくさんありますよね。

・ポジションを持った瞬間、逆行する
・損切りをした瞬間、思った方向に行く
・損切りをきちんとしていたら、損切り貧乏になる
・利益を伸ばすと元に戻る

そしてネットなどで勝つ方法としてよく言われているのが、

・上位足の環境認識が必要
・トレンドに乗ったほうが良い
・逆張りは危険
・上位足と下位足の方向がそろったらエントリー
・損は小さく、利益は大きく
・上位足のサポートライン、レジスタンスラインを見る
・自分が勝てるところだけをやる
・優位性のある所だけやる

その他、インジケーターやオシレーターを使って、こういう指標が出たら、ここでエントリーなどという手法は山ほどありますよね。自分が勝てるところを見つけるのがまず最大に難しいですよね。優位性がある場所が見つかりませんよね。

例えばトレンドフォローの手法に関して言えば、上位足の環境認識をして、上昇トレンドだと認識します。その後、下位足が上昇トレンドになった時に押し目買いをしていき、上位足のレジスタンスラインを利確、下位足の押し目の部分を損切りラインにします。

一見するととても理にかなっている手法のように思えるのですが、いくつか問題があります。

押し目買いが失敗する理由

1つは自分が押し目だと思った場所より更に深い押し目が入ってしまい、損切りしてからトレンドの方向に進むことです。なぜこのようなことが起きるかというと、そもそもいくらトレンドフォローだからと言って、押し目買いの場所を1回でどんぴしゃでわかるわけがないんですよね。

相場はランダムに動いているわけですから、時に25MAで反転するでしょうし、フィボナッチ61.8%で反転することもあります。ローソクの包み足で反転することだってあります。

もちろんどれも反転する確率は高いですが、その時の反転ポイントが毎回同じ場所ではない以上、確実に優位性があるのかというとそうではないと思います。

それに方向は当たっていたのに、エントリーするのが少し早くて損切りになるというのが最ももったいないことであり、方向が当たっているのに損失を確定している時点でかなり不利な勝負になってしまっています。

下の画像を見てください。この画像を見て、どこで戻り売りをしますか?おそらく左から4つ目の矢印で戻り売りをするのではないでしょうか?理由としてダブルトップを形成しているからですね。

しかしもしチャートの右側が見えない状態だとしたら、一番左の矢印から戻り売りを入れる方も多いのではないでしょうか?こちらも小さなダブルトップを形成し、挙句ネックラインまでしっかりと抜けています。

しかし前回安値まで届かずに一旦上昇してしまいます。

次に小さなダブルトップを付けた2つ目の矢印のところで戻り売りをする方もいると思いますし、フラッグという形でトレードしている方であれば3つ目の矢印で戻り売りする方もいるはずです。

しかし4つ目の矢印の場所は2つ目の矢印の場所の高値を切り上げています。場合によっては4つ目の矢印の場所でほとんどの売り注文が損切りになってしまいます。

右側のチャートが見えている状態ではこのトレンドの一番ベストな戻り売りの場所は4つ目の矢印の場所ですが、実際この場所から戻り売りが出来るでしょうか?

この場所で反転するなんて1回でわかるわけもありませんし、そもそも高値が切りあがっている時点でこの場所での戻り売りをするのは極めて難しいと思います。

これを動いているチャートで考えるのは更に難しくなります。

トレンドフォローと簡単に言うものの、実際はこのように押し目のポイントを判断することは極めて難しいことなのです。

2つ目は上位足のトレンドが継続するとは限らない点です。

いくら上位足が上昇トレンドだとしても、上位足にも一旦戻ってくるタイミングがあるわけですから、そのタイミングになってしまうとちょうど上位足のトレンドの転換点でポジションを持ってしまっていることになり、結果として上位足のレジスタンスラインまで届かず、損切りになってしまうこともあります。

ここまで整理すると、トレンドフォローの手法で勝とうと思ったら、上位足のトレンドが継続し、なおかつ下位足の押し目買いをどんぴしゃで当てることが出来た時に勝てることになります。そう考えると結構難しいと思いませんか?

運の要素に起因してしまっているんですね。

対策はいくつかあります

1つ目の押し目のポイントに関しては、1回で当てようとしないことです。上昇トレンドだということがわかっているなら、どこかで反転して上昇していくことが考えられますから、押し目になりそうなポイントポイントでエントリーしていくのです。

これはあくまでも一例に過ぎないので自分でしっかりと検証してほしいのですが、先の例でいうと25MAでエントリーして、フィボナッチ61.8%でエントリーして、包み線が出てエントリーしていくという感じです。

そうすると損失を抱えているポジションが出てきてしまうと思うかもしれませんが、損失を抱えていても深い押し目でエントリーをしているので結果的に平均単価は下がっていますから、上昇の波に乗った時は利益が乗ります。また損切りしてから思った方向に行くという致命的なミスもなくなります

ただしこの条件として、資金管理が相当大事になります。

最大で何pipsまで含み損を抱えることがあるのか、どのラインまで来たら相場の反転の確率が高いのかを検証していく必要があり、その最大で損失になるpips数になった時でも資金に余裕のある枚数は何枚なのかをあらかじめわかっておく必要があります。

次に上位足の環境認識ですが、こちらは特に難しく考える必要はないと思います。

さすがにボリンジャーバンドで3σに沿って行っている相場であるとか、25MAからあまりにも離れすぎているといったような状況だと、さすがに一度戻ってくる確率が高いので、そういうところでは積極的に押し目買いを狙わないというようなことは必要です。

また相場はレジスタンスラインの90%くらいで反転することも多いので、レジスタンスラインまで狙わずにレジスタンスラインの少し下で利確をするというだけでも含み益を0にするリスクは減っていきます。

トレードではどうやって勝つかということよりも、どうやって負けないようにするかを考えることのほうが重要です。含み損をどうやって含み益でプラスにするか、プラスにできなかったとしても±0にもっていけるかを考えていくのです。

もちろんこのやり方はあくまでも一例であり、このやり方が正しいわけではありません。やり方はトレーダーの数だけありますから、私が勝てないと思った手法でも勝つトレーダーはいるかもしれません。

結局は数をこなす必要がある

いずれにしても理屈を理解するだけでは負け続けてしまいます。必ず練習が必要になります。何度も何度もエントリー、利確、損切りを繰り返していくうちに学んでいくほうが早く勝てるようになります。

ありきたりですが、「習うより慣れろ」なのです。

よく勝てないうちは上位足のトレードを勧める方も多く、15分足以上でトレードするという方もいますが、勝てていないうちはそれだと1日1回とかしかエントリーできません。1ヶ月で22回しかエントリーできないので、それだと練習量が少なすぎます。

もし1日20回エントリーできるならば、1ヶ月で440回練習できることになり、先ほどの20倍の練習量になります。

もちろん何も考えずにやみくもにトレードすればいいわけではありませんが、失敗の数だけ学べることが多いのも事実です。

副業としてFXで収益をあげようと思う方は、仕事終わりにチャートを見る時間が限られますから、1日でエントリーできるチャンスがほとんどありません。ですから少しお金はかかりますが、私はForex Testerを活用し、より実践に向けた練習をしていくほうが絶対に近道だと思っています。

参考記事
Forex Tester(フォレックステスター)はどれがいいのか

 

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