外貨預金はおすすめしない!ネット証券をお勧めする理由

外貨預金とは外国為替を銀行口座に預けることを言います。外国為替にも様々な種類があります。その国の数だけ通貨があるといっても過言ではありません。

取引できる通貨ペア

大手のメガバンク(三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行)でも取り扱い通貨は米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドルの6通貨ペア程度しか取り扱いがありませんが、ネット証券であれば少ないところでも13通貨ペア、多いところだと50通貨ペア以上の取り扱いがあります。

どの証券会社も大体20通貨ペア前後の取り扱いがあります。

基本的に左側に記載されている通貨を売買することになります。USD/JPYならばアメリカドルを買って日本円を売るか、アメリカドルを売って日本円を買うかのどちらかになります。

ちなみにUSDが入っている通貨ペアをドルストレートといい、JPYが入っている通貨をクロス円と言います。

※USD/JPYのようにどっちも入っている場合はドルストレートになります。

銀行にはUSD/JPYを除いてドルストレートの通貨ペアを買うことができませんまたアメリカドルを買ってからでないと、アメリカドルを売って日本円を買うこともできません。

一見当たり前のことのように聞こえますが、ネット証券の場合自分がまだアメリカドルを持っていなかったとしても1回目の取引からアメリカドルを売って日本円を買うという取引ができます。

そのような取引はどのような時に必要かというと、このあと相場が下がるだろうと思ったときです。銀行の外貨預金の場合は自分の買った通貨が上がるのを待つしかなく、下がると思っていてもそちら側の取引ができません。

主要な通貨ペアはこちらです。

USD/JPY アメリカドル/日本円 (ドルストレート)
EUR/USD ユーロ/アメリカドル (ドルストレート)
EUR/JPY ユーロ/日本円 (クロス円)
GBP/USD ポンド/アメリカドル (ドルストレート)
GBP/JPY ポンド/日本円 (クロス円)
AUD/USD オーストラリアドル/アメリカドル (ドルストレート)
AUD/JPY オーストラリアドル/日本円 (クロス円)
CAD/USD カナダドル/アメリカドル (ドルストレート)
CAD/JPY カナダドル/日本円 (クロス円)

手数料

手数料は通貨ペアごと、また取引時間帯によっても変わりますが、その中でも一番手数料の少ない通貨ペアのUSD/JPYで比較しても銀行は2円ネットバンキングでも50銭の手数料がかかるのに対し、ネット証券であれば0.2銭~1.2銭で取引することができます

手数料の高い通貨ペアのGBP/JPYを比較すると銀行は8円、ネットバンキングは1円なのに対し、ネット証券であれば1銭~5銭程度で取引することができます。

一見すると2円の手数料は大したことがないと思うかもしれませんが、取引総額に対してかかる手数料ではなく、あくまでも1通貨に対してかかる手数料となります。

※1通貨とは1ドル100円なら100円分のことです。

※10通貨なら1,000円分、100通貨は10,000円分となっていきます。

具体的に説明しますと、今USD/JPYを取引しようとした場合、USD/JPYが100円の時、102円で買うようなものなのです。それに対し、ネット証券であれば100円の時、100円00.2銭で買えます。

この手数料の差はとても大きいです。100万円買うとしたら、銀行だと102万円になりますが、ネット証券であれば、100万20円で買うことができます。

外国為替の取引スタイルの1つとして為替差益をとっていくスタイルがあります。100円で買って102円で売るという感じで儲けていくスタイルです。

このやり方をやる場合は銀行のように手数料が高ければ高いほど大変になりますので、絶対にネット証券を利用したほうが良いのです。

金利

金利も大きく違います。銀行の場合、どの通貨も大体年利0.01%になります。

ネット証券の場合は通貨ごとに違いますが、USD/JPYだと証券会社によっても変わりますが1万ドル(1ドル100円なら100万円)買った場合、1日あたり約10円程度の金利が付きます。この金利=スワップポイントは日々変動するので毎日安定して10円程度貰えるわけではありません。

買った通貨の国の金利が高ければ高いほどスワップポイントは高くなる傾向があります。

ですから今は10円でももしこの先金利が下がるようなことがあれば5円や3円と下がることもありますし、万が一日本の金利より安くなるようなことがあるとマイナススワップといって毎日ー5円とかになることもあります。

もし仮に今の10円のまま1年間貰い続けるとなると3650円金利がもらえる計算になり、104万円(2020.12.2現在)で購入して3650円の金利が付くとなれば、0.35%になりますから銀行より遥かに得をすることになります。

ただ金利を狙いに行くのであれば、高金利通貨を持つ人が多いことも確かです。

南アフリカランドであれば、10万通貨(1ランド6.8円:2020.12.2時点)は680,000円に対して、証券会社にもよりますが約70円ほどの金利=スワップが付きます。

もちろん変動することもありますが、もし今のまま変わらなければ年間で25,550円もらえますから、年利に直すと年利3.75%つくことになります。

ですから金利の面を見ても銀行より断然ネット証券のほうがいいということになります。

知っておくといいポイント

世界の基軸通貨はアメリカドルだということです。ですからEUR/JPYのようにユーロを買って日本円を売るということは本来はUSD/JPYのアメリカドルを買って日本円を売ってから、EUR/USDのユーロを買ってアメリカドルを売るという取引が行われています。

これは自動的に行われるので難しく考える必要はありません。

ではなぜこのような混乱することを書いたかというと、通貨ペアにUSDが入っていない通貨ペアは必ずUSDアメリカドルの価格の影響を受けてしまうからです。

具体的に説明します。

USD/JPYの価格が1ドル100.15円だったとします。そしてEUR/USDの価格が1ユーロ1.1525ドルだったとします。

その時EUR/JPYの価格は100.15円×1.1525ドル=115.42円というように求めるのです。

このことから伝えたいことは、ユーロが上がると思ってもアメリカドルが下がってしまうようならEUR/JPYユーロ円を買ってもあまり儲からない可能性があるということです。

ユーロが上がると思うのであればEUR/JPYではなくEUR/USDを買うほうがいいこともあるのです。最初に書いたようにEUR/USDの通貨ペアは銀行の外貨預金にはありませんから、そういう意味でもネット証券のほうがお勧めなのです。

絶対に忘れてはいけないこと(デメリット)

この話だけ聞くと、早速やってみようと思った方も多いのではないでしょうか。もちろんデメリットもあります。それは買った値段より下がってしまうことがあるということです。

先ほどの例でいうと、年間で25,550円金利がもらえたとしても、為替相場が25銭下がったら-25,000円になりますからプラスマイナスゼロになりますし、25銭以上下がってしまった場合はむしろ損失を被ることになります。

為替の損益の簡単な計算として、1円上がったり下がった時に、持っている通貨の数分資金が増減します。1万通貨持っていたならば、1円動けば1万円利益か損失になっていますし、10万通貨持っていれば、10万円の利益か損失になっています。

どうやって投資資金を守るかが大事

ネット証券の良さとしてレバレッジといって、所持金の最大25倍の金額を売買することができます。ですから儲かればものすごい速さでお金が増やすことができるのが魅力になる一方で、損失もすごいスピードで増えていきます。

これをやると、口座に入れておかなければいけない証拠金の金額がなくなった時に強制決済が行われてしまうため、自分自身は損失を確定させるつもりがなくても強制的に損失が確定してしまいます。

これは悪いことではなく、投資家の資金を守るためでもあります。

もし銀行のように所持金分しか買わなければ、どんなに損失を抱えても強制決済が行われることはありませんから、まずは増やすことよりも最悪の事態が起きた場合に資金がなくならないようにレバレッジは1倍=所持金分だけ買うことをお勧めします。

ただし、証券会社によっては最低1万通貨(1ドル100円なら100万円)から購入しなければならないところもあります。最近は1,000通貨(1ドル100円なら10万円)から取引できるところも増えてきましたが、SBI証券に関しては1通貨(1ドル100円なら100円)から取引できますし、マネーパートナーズも100通貨(1ドル100円なら1万円)から取引できますので、そのようなところを利用するのもいいと思います。

投資は余裕資金、なくなっても生活に困らない資金でやることは鉄則です。

 

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